土地家屋調査士は、不動産の調査・測量・表示に関する登記のスペシャリストです
会報くまもと
2023年発行
表紙「天草未来大橋」
熊本都市圏と県内主要都市を90分で結ぶ「90分構想」の実現などを目的に進められている熊本天草幹線道路。
令和5年2月25日に開通し、天草上島と下島をつなぐ新しい橋として多方面での効果が期待されています。
■ 橋長 = 1,148メートル
■ 幅員 = 9.5メートル(2車線)
表紙「グランドに北斗七星を描く『地上絵プロジェクト2022』」
6回目となる今年度は、菊池市立戸崎小学校で実施しました。教室で描いた半径10cmの星形を50倍に拡大し、トータルステーションを使ってグランドに描きます。この事業では、星型素描のほか、GNSSを使った宝探しゲームを行います。
2022年発行
表紙「『⽇本の滝100選』に選ばれた滝」
球磨川の⽀流「⿅⽬川」の上流に位置する「⽇本の滝100選」に選ばれた滝。雄滝、雌滝、平滝の3つの滝が流れ落ちる。その中でも落差36メートルの雄滝は、轟々と⽔しぶきをあげて流れ落ちる勇壮な滝です。令和2年7⽉豪⾬災害後、遊歩道復旧⼯事の為に⽴ち⼊り禁⽌とされておりましたが、⼯事が終わり再び間近で楽しむことができるようになりました。
表紙「大観峰から望む日の出」
昨年12月より、阿蘇市ホームページに阿蘇の風景などの写真が無料でダウンロードできるようになっています。早速利用してみました。
2021年発行
表紙「HASSENBA」
日本三大急流の一つ球磨川を木造船で下る100年以上の歴史を持つ球磨川下り。その出船場所であり「はっせんば」という呼び名で市⺠に馴染みの施設であり、⼈吉球磨の観光のシンボル的存在だった発船場。令和2年7月4日の豪雨による球磨川の氾濫により、壊滅的な被害を受け、運航に必要な川下り用の船もことごとく流され破壊されてしまいました。あれから1年、被災した地域復興のシンボルとして、賑わい創出や観光誘客の一助となることを掲げ、⼈吉球磨の新たなランドマーク的存在として、建物の内外部共にリノベーションがなされ、ちょうど豪雨水害から1年後の7月4日にリニューアルオープンされました。
表紙「八千代座3次元点群データ画像」
土地家屋調査士制度制定70周年記念事業である、八千代座3次元測量データ贈呈式で披露した、成果品データの一つです。まるで荒い写真か絵画のようですが、これは点の集合体(点群)のデータで、その1つ1つが、位置(x,y,z)、温度、色の情報を持っています。昨年8月、文化財に指定されている山鹿市の芝居小屋「八千代座」の周辺、屋内の舞台、小屋裏、奈落など206か所に3Dレーザースキャナーを設置し、2日間で約58億点の点群データを取得しました。使用したLeicaBLK360は、1秒間に360万点のデータを取得することができます。解析した点群データは、3D点群編集ソフト(Wing Earth アイサンテクノロジー社製)で解析し、モバイルハードディスク(SSD 容量1TB 80mm×80mm×15mm 15g)に入れて熊本県、山鹿市、八千代座に寄贈しました。
2020年発行
表紙「特別見学通路から見た熊本城大天守と二様の石垣」
新型コロナウイルス感染防止のため公開が延期されていた、熊本城特別見学通路公開が、令和2年6月1日より始まりました。
築城の名手と言われる“加藤清正”が築いた難攻不落の熊本城。2016年熊本地震によって甚大な被害を受け、その後、熊本の復興のシンボルとして復旧工事が進められてきました。城内に設置された、地上約6メートルの高さの「特別見学通路」は、重厚な鉄骨造でありながら、床には熊本県産のヒノキがふんだんに使用されており、木の香りに癒されながら通路を歩くと、特別公開期間中しか見ることのできない目線で、城内の天守閣や復旧工事の様子を眺めることができます。桜の馬場城彩苑内の熊本城ミュージアムでは、江戸時代の城内を再現したVR映像や、西南戦争の資料などがあり、見ごたえ充分です。
表紙 ラッピングバス
熊本県土地家屋調査士会では、 土地家屋調査士制度70周年事業の1つとしてラッピングバスを制作しました。後部に“土地家屋調査士” の文字を大きくラッピングした、4台(2パターンX2台ずつ)の路線バス(産交バス)が1年間(令和2年1月~12月)熊本市内を走ります。運行の時間、 出発地、 目的地は毎日かわるそうですが、 前日か当日に営業所に車体ナンバーで問い合わせれば教えてもらえます。
《水道町交差点》-《熊本市役所》-《サクラマチ》-《熊本駅》を通りますので、多くの人の目に触れ、”土地家屋調査士”の知名度アップにー役買ってくれることを期待しています。
2019年発行
表紙「ライオンの赤ちゃん」
平成28年熊本地震で甚大な被害を受け休園していた、熊本市動植物園(熊本市東区健軍)が平成30年12月に全面開園しました。 地震発生直後には「動物園のライオンが逃げた」というデマが、合成された写真と一緒にSNSで拡散され、被災者の不安を煽りました。 動植物園の中でも特に被害の大きかった猛獣舎の動物たちは、復旧するまでの間、九州各地の施設に保護されました。 大分のアフリカンサファリに保護されたライオンのサンは、平成30年10月にお嫁さんのクリアをつれて熊本市動植物園にもどってきました。 今年5月、三つ子の赤ちゃん(♂1匹 ♀2匹)が生まれ、元気に動き回る姿を見ることができます。 飼育舎のスペースがないため、3匹は近いうちにアフリカンサファリに移されることになるようです。
表紙「日本マラソンの父金栗四三生家」
ミュージアムと生家が和水町でオープンした。
「金栗足袋」「カナクリシューズ」「世界新記録」「オリンピック」「消えた日本人」「箱根駅伝」・・・
金栗四三を連想して出てくる言葉のなんと多いことだろう。訪れてみたくなった。
2018年発行
表紙「熊本県天草市川浦町崎津集落」
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界文化遺産登録されました。
表紙「熊本城の復旧工事」
熊本市は、豊富な阿蘇伏流水が湧出する。
その伏流水が湧き出る池を中心にして造られた、桃山式回遊庭園。
2年前の熊本地震では一時枯渇したが、ボランティの活動等により復活した。
2017年発行
表紙「熊本城の復旧工事」
震災から1年半が経過。
復旧・復興を目指して、また、応援してくださった方々に感謝を込めて、土地家屋調査士は日々がまだしています。
2016年発行
表紙「三角港(宇城市)」
平成27年「明治日本の産業革命遺産」の一つとして、世界遺産に登録。
明治20年、明治政府の殖産興業の政策に基づいてオランダ人水理工師ローエンホルスト・ムルドルの設計で建設された。
当時の最新技術が盛り込まれ、近代国家の威信を賭けた明治三大築港の一つ。